Japan-Taiwan Butoh Dance Exchange2024

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「「狂詩曲」日台舞踏交流 2024 “Manimani” Japan-Taiwan Butoh Dance Exchange 2024」
イベントスケジュール:
舞踏公演 Butoh Performance
活動時間|10/19(土)19:00(18:40 入場開始)
演出場所|華山中3館 2F 拱廳(100台北市中正區八德路一段1號)

上半場「蟄」二十五分
舞踏演出|胡嘉(Hu Chia)

下半場「まにまに道中狂詩曲」"Manimani Douchuu Kyoushikyoku“ 四十五分
舞踏演出|大倉摩矢子 (Mayako Okura)+辻拓也 (Takuya Tsuji)
公演後の座談会|20分鐘
 
舞踏ワークショップ Butoh Workshop(初心者歓迎)
活動日|10/20(日)
舞踏時間|10:00~17:00(09:30 入場開始)
全体の時間|6時間(12:00~13:00 休憩)
舞踏場所|華山中2館 2F 果酒練舞場(100台北市中正區八德路一段1號)
講師|大倉摩矢子 (Mayako Okura) + 辻拓也 (Takuya Tsuji)

「自由な表現、真実の表現」
「"Manimani"「狂詩曲」日台舞踏交流 2024では、日本の舞踏家、大倉摩矢子と辻拓也による二人舞踏パフォーマンス”Manimani"「狂詩曲」、そして台湾のアーティスト胡嘉による舞踏作品「蟄」を誇りを持ってお届けします。」

日本と台湾を代表する舞踏家の本格的な作品を二本立てで上演。各国の舞踏と芸術文化への理解を深め、高め合う場を創造することを目指す。現代の社会に於いて、舞踏は自由な表現の重要な分野となっている。本企画は舞踏を通じて、より豊かな社会を目指す国際交流になることを目的とし、日本と台湾の芸術文化交流の一翼を担う。

本企画は、2023年7月に東京でWalks projectにより主催され、現代に生きる私たちにとって表現の自由の重要性を伝え、高く評価された『Japan-Taiwan Butoh Dance Exchange』の成功を受け、その発展を図り、さらなる広がりを目指している。

「まにまに道中狂詩曲」"Manimani Douchuu Kyoushikyoku“
今回、私たちが踊る「まにまに道中狂詩曲」の「まにまに」とは、「~のままに」「~とともに」「~その動きに任せるさま」などの意味があり、日本の短歌では「神のまにまに」といった使い方をします。

そして「狂詩曲」とは、一定の形式を持たず、いくつかの民族的または叙事的な楽想をつぎつぎに配列した、きわめて自由で奔放華麗な器楽曲のこと。「狂詩」は日本では1700年代以降流行し、人間や社会の卑俗な面を滑稽に詠じる詩のことを意味します。

私たちは「MA-NI MA-NI」の音がとても気に入っています。「MA」とは日本語で言う「間」に通じているように思えます。「間」とは、目に見えるものたち、目に見えないものたち···様々な存在との関係が絡まりあっている、私の空間でもあり、あなたの空間でもありながら誰のものでもない淡い場所。それを「MANIMANI」の音から想像します。

その淡い場所を維持する道ゆきで種族も、性も、命も/非生命も超えて寄り添いながら共に踊り、歩いていけないだろうか。ソロで踊るのとは違いデュオで踊り、また、国境を越え台湾で踊る意味がここにあるような気がします。世界情勢、社会情勢が混迷を極める今、私たち一人一人が模索しながらもあらゆる可能性に開かれ委ね、歩んでいく道のりは、必ず豊かな世界へ、生命の歓びへ繋がって行くと信じます。
共に在り続けるたぐい(類)が満ちる聖域―名付けて“まにまに道中”。
一歩ずつ確かなものにしながら、現代の“舞踏版狂詩曲”として踊りたいと思っています。

さあ、とくとご覧あれ!!

また、このプロジェクトをずっとサポートして頂いた滅劇場、Taiwan International Butoh Associationに感謝申し上げます。私たちだけではこのような大きな企画を実行することはできませんでした。本当にありがとうございます。

助成:アーツカウンシル東京 スタートアップ助成